★バンクーバー/カナダの旅★

平成30年8月23日~28日


羽田空港からバンクーバーへ直行飛行、遠い成田に行かずに済むのがお気に入り
5月の屋久島・奄美大島ツアーと費用は同等(15万円/人)なのは嬉しい限り

★空港編★

まだまだ猛暑の羽田空港
台風20号は関西・四国へ行ってくれて
無事旅立つことができました
韓国語と中国語の表示が多く
インバウンドの貢献は韓国人と中国人のよう
羽田の国際線でしか 手に入らない
和服をまとった豊島酒造の銘酒
知人が企画したものですが
7千円には手が出ません(涙)
バンクーバーの空港は機械化が進み
ズラリと並んだマシンで顔認証・税関申告を
自分で行い、印刷して係官に渡すだけ
時差は16時間、飛行時間は8時間余り
映画を観たり深夜に機内食を食べたり
見た映画は
・Adventures/InfinityWar
・Ready Player One
・タリーと私の秘密
・となりの怪物くん
・韓国映画2本

とはいえ、時差の克服はできなさそう
空港の出発フロアで発見
The Spirit of Haida Gwaii-The Jade Canoe
動物と人間が一つの船に乗るトーテムポール
ハイダ族の精神を表したもの
先住民に関わるものが多い
悪天候の羽田からの到着遅れのため
帰国時のフライトも1時間遅れ

以前聴講したANA社長の話では
B787には100万円もかけて
ウォシュレットを装備したとか
妻に教えられました
空港からホテルまでの送迎は
マフィアが愛用しそうな超胴長のリムジン
我が夫婦+1名の3人のためとはいえ
殿様気分になりました(笑)
帰国時のホテルから空港まで
わが夫婦だけにもかかわらず
やはり大型のリムジン
日本語のできるガイド付きのはずが
中国語はできて日本語はできない
黒人の運転手
次の旅行はアフリカのサファリーをと
進められましたが・・・?

★ロブソン通り編★

デパートからレストラン、土産物店が並ぶ賑やかなロブソン通沿えに宿あり
ロブソン通に面した2星の安宿
エレベータのない木造3F建て
相当古く、室内を歩くとミシミシ
コスパ重視故に我慢我慢
地の利は最高
宿の斜向かいのラーメン屋、暖暮
1100-2300の営業時間で
いつも待ち行列をなしている?
ガイドによれば、地元ではNo1を
争う人気だそうな
日曜日午後3時であっても
ご覧のように並んで待っている人の多いこと
福岡を拠点とし海外展開を進めている店
旭川の有名なお店
山頭火を発見
TV東京の「Youは何しに日本へ」で放映され
一度は食べてみたいと思っていたが、
ここバンクーバで食するとは思っていなかった
豚骨系の塩がお勧め
妻が食べたラーメンとは無関係のいくら丼
旭川の鷹巣町にあるラーメン店
山頭火と同じ旭川ですね
焦がし醤油味のさっぱり系
らーめんまる玉
東京両国の著名店のよう・・

戸塚にあるラーメン店
バンクーバオリジナルの店?
恋歌:KOIKA
帰国時の機中で見たラーメンドキュメント
松戸の「富田」
是非食べてみたい
(バンクーバーとは無関係)

★スタンレーパーク★

ダウンタウンのある半島の西部に位置する市民の憩いの大きな公園
夜明けは6時20分頃、初日の早朝ジョギングでここを少し探索
翌日のオプショナルツアの解説付きで観光(知識が深まりました)

ダウンタウンの摩天楼が壮観
公園の入り口には
意味不明のモニュメントが多数


8本のトーテムポールが立つ、4つの部族により作られ、それぞれ異なる意味あり
トーテムポールとは;
・北米先住民のなかで、特に北西沿岸インディアンが様々な目的のために制作してきた木造彫刻
・家族や個人の出自を表すために制作されたもの、日本でいえば家族の紋章のようなもの
・宗教的な偶像ではなく、崇拝の対象となることもない
・4つの特定の目的:招待者像、家柱、家屋柱・入口柱、墓棺柱


ここからは北部に繋がるライオンゲートブリッジが(雨のために)ぼんやり見えます
ここを渡ってキャピラノ吊り橋に行きました

★バンクーバー美術館★

宿から徒歩10分にあるギリシャ神殿を思わせる重厚な石造りの建物
BC州のアーティストの作品を中心に、17-18世紀のカナダ美術や20世紀半ばのイギリスの絵画や彫刻を収蔵・展示
この日は難解なモダンアートが主たる展示でしたが、最大の見どころは、エミリー・カー
森の中にたたずむトーテムポールを描いた作品からは、先住民族の伝統文化と自然へのリスペクトとメッセージが強く感じられます
美術館の表門がなかなか開かず(左)
その右奥に入り口を発見
狙いはエミリー・カーでしたが、
展示の大多数は、ICTやプロジェクションマッピング、
音響を駆使した現代アートで難解(笑)

 
同時期の二人の女性画家、互いに面識はないが、作風には共通点多数
左はエミリー・カー、右はマティー・グーターマン


地元ではだれもが知るエミリー・カー

あまり知られていないマティー・グーターマン

★ギャスタウン★

レトロな雰囲気の漂う、お洒落な店が並ぶギャスタウン、赤レンガの道を歩きながらの観光メッカ
1867年一人の英国人John Deightonがこの地に到着、広い原野に一軒家を建てた
この家を中心に集落が栄え、Deightonのあだ名であるGassy(騒々しい)ジャックから取ってギャスタウンと命名
ここがバンクーバー発祥の地
一駅でしたがスカイトレインの
乗り方を学びました
この駅からギャスタウンが始まります
メイプルシロップで著名なお店
いろいろ試飲させられましたが、
単に甘いだけ(笑)
メイプルシロップを塗したポップコーン
これは旨かった
15分毎に汽笛を響かす蒸気時計
どこかで聞いたことのある楽曲を
一緒に奏でる
昔はホテルだった鋭角な建物
観光名所の一つのようです
ウイスキーの樽に乗ったDeighton
この像から東側には
行くなとのこと
治安の悪い地区らしい

★グランビルアイランド★

グランビル橋の下にある、フォールス・クリークに浮かぶ500m程の半島
20世紀初頭に工場街として栄えていたが、再開発によって大変貌
マーケットやレストラン、ショップが楽しめる
今回は2回訪問し、しっかり地の利を把握しました
ギャスタウンの何とも味気ないバス停
ここから市バスでグランビルアイランドまで
15分程度
工場跡地を再開発
公共市場に加え、工房、ビール工場など
客寄せになりそうなら何でもOK
二日目のオプショナルツアはこの車で
初日はガイドにいわれるままの
行動だったので地理感覚全くなし
二日目は独自の行動故に全体の
位置関係がよく理解できました
老舗のチョコレート屋さん
食べたのはアイスクリームでした(笑)
ウォールナッツ入りアイスは
旨かった
チョコレートとどんな関係?

お茶屋さん
飲みたくもない大きなサイズのティーを持ちながら
そういえば、シンガポールのお茶屋さんTWG
思い出しました

豊富な果物は目のやり場に困るほど
少し購入し宿で食べました
上部クレーンは工場跡地の名残

タンクローリも苺になっていしまいました
このほかいろんな野菜も何でもあり
セメントタンクにお絵描きしたのは
著名なブラジル人画家
帰路のシーバスから背中側を鑑賞
セメント工場とは思えないですね
バンクーバーでの大手セメントメーカが大変身

箒屋さんにはびっくり
5分間隔で運転している可愛い水上バス
アクアバス
グランビルアイランドからシーバスでイエールへ
途中会場から目にした
この捩れは大丈夫か?



★ウォータフロント★

二日目の早朝ジョギングは北側の海岸線

2010年のオリンピック聖火台
隣のコンベンションセンタ入り口の天井で見つけ
ヨットハーバ
オランダの豪華客船に圧倒されました、動く大ホテルですね
この水上セスナはたくさんの
島々を結ぶ定期便
観光では20分大人1万円程度とか
出発日の早朝散歩で着水する水上飛行機を発見

★ファーマーズマーケット★

土曜日にしかやっていないファーマーズマーケット
生憎の小雨でしたが、地元の人は傘なしで平気のようです



★キャピラノ吊り橋★

深い森の中にあるリクレーションパーク
木道やトレイルなど自然の渓谷と大きな木々をいかした4つのアトラクションを楽しみました
・吊り橋:吊り橋から渓谷まで70m、ワイヤー製の123tに耐えるもの、意図的に揺ら輩の多いこと
・レインフォレスト:80m越えmp巨木が生える森の中を歩くトレイル
・クリフウォーク:崖に沿って造られた遊歩道、両側がスケスケになっており、一番怖かった(高所恐怖症)
・ツリートップアドベンチャ:リスの視点になって木々の間にかけられた橋を伝っていく
3種類の橋をこれから堪能します
川底まで70m
揺する人が多いので
良く揺れる吊り橋です(笑)
見るからに危険そうな
クリフウォーク
一番怖かったのはこのクリフウォーク
下がスケスケで怖いので
しゃがみました(笑)
有効期限2年の証明書を受領
2年後にもいらっしゃいということ(笑)
屋久島でみた宮崎駿の世界も
ありました

★ブリティッシュコロンビア大学(UBC)★

ダウンタウンのグランビル通りから市バスで40分程度
運転席横の料金箱に小銭で2.95ドル(ゾーン1)を投入し領収書をもらう
紙幣は使えないし、小銭のつり銭は出ない
予定していたバス#4、#14は終点UBCまで行かず途中下車(汗)
そこから予期せぬ#99のバス(目的地がUBCと表示)に乗り換え目的達成
バス停から大学のインフォメーションセンタがわからず
通りすがりの若者に何度も尋ねたのですが、皆知らないといわれ・・・
学生寮らしき建物内で作戦会議しなおしてInformationIを発見
目的地であったUBC人類学博物館までの道のりの遠かったこと・・・(笑)
季節外れの薔薇園

★UBC人類学博物館(MOA)★

UCBキャンパスにあるカナダ西海岸の先住民族に関する世界屈指のコレクション
トーテムポールや伝統工芸品を展示
日本の甲冑や掛け軸もあるかと思えば、現代の飛行機やバイクの織物もある
インディアンアートの巨匠、ビル・リードの代表作 The Raven and the First Men
レイブン(ワタリガラス)が、ハマグリの中に入った最初の人類を見つけたというハイダ族の神話を表現した木彫
360度一周しないと全体像が掴めません
トーテムポールに圧倒されます
博物館の裏側にも屋外展示
博物館の裏側の屋外でもトーテンポールの展示


★イングリッシュベイビーチ編★

宿の裏側、ダウンタウン西側にあるビーチを小雨の中、ジョギング
何やらいろいろなものを発見しました
2010年バンクーバ冬季オリンピックの
シンボルマーク
INUKSHUK(イヌクシュ)

多くの流木をベンチに転用した海水浴場
中央には滑り台が海の中に
涼しすぎて泳ぐ気にはならない?
国鳥であるカナディアングースが
餌欲しさに寄ってきます
この奇怪な表情のアートはYue Minjunという
中国人が作ったパブリックアート
喜怒哀楽いろいろあり

★番外編★
早朝ジョギング中、ロブソン通でリスを発見
日曜日の早朝、車が少ないとはいえ
交通事故には十分注意を
UBCのカフェの入り口で発見
カフェの匂いに誘われたのかな?
ビジネス街に近い住宅街から
突然登場
スカンクのような・・・

車の衝突現場に遭遇、悪いのは黒い車かな?パン屋さんは飛んだ迷惑
大きな食材屋さんで発見
Glicoで統一したようだが
ポッキーとカレーを一緒に展示するなよ
バンクーバーで最も治安の悪いエリア
バスに乗ったままの見学
住人達も鉄格子で自己防衛か?
日本ならどこででも買えるお酒
カナダはリカーショップのみ
幸い宿から近いところにあったので
助かりました
アルコール依存症に対する対策
なのですね

★食事編★


安上がりに徹した食事でした

バンクーバ美術館では屋台を利用しました
初日と二日目の夕食は何と同じ「山頭火」
初日はお店お薦めの塩、翌日は醤油
二日続けると飽きますね

UBCでは日曜日唯一オープンしていた店で
フィッシュ&チップス+オニオンフライ
それにハンバーガーを
地ビールで食しました
リカーショップでないのにアルコール入りビールを
売っていたのは驚き
帰国時の空港ではサーモンとハマチの寿司
端にワサビが添えられています
地元の人はワサビ抜きが好みのようですね