我妻のつぶやき

●子は育つ 031013

大学1年の長男が先日自動車免許を取得しました。
さて、我が家の車を乗り放題と本人は思っていたはず。
ところが、彼にとって難題が一つあります。
狭い我が家の車庫故、その出し入れは大変難しいのです。
車を出すとき、向かいの家の壁や駐車している車に
ぶつけないように、細心の注意が必要です。
車を入れる際にも同じような気遣いが必要です。
私が現在の家に引っ越してきたときも
この車庫周辺の狭さに驚き、車の出し入れに苦労しました。
4回ほど特訓を行いだいたいコツを覚えたようで、
本日は私抜きでドライブに行ったのです。
無事帰宅することを祈っていました。
親ですから大変心配なのです。
しかも今日は彼の運転中土砂降りだったようで
無事帰ってきた息子いわく
「一寸先も見えないくらいの土砂降りで怖かった」
もう二度と運転はしたくないというかと思っていたら
気持ちは逆でした。
かわいい子には旅をさせよ、そして子供は育つことを学びました。


●価値共有による組織経営 030706

先日新しい職務を仰せつかりました。
あるお客様の通信環境をお預かりし、問題発生時に
速やかに回復させるものです。
ところが、やり始めると私が疫病神のように
難問が多発するのです。
問題解決に走り回るのですが、お客様は怒り心頭です。
怒られることはお客様との約束を守っていないのだから
当然なのですが、これが続くと精神的に辛くなっていく。
ああ〜もう逃げたいと思うか、約束を守らずお客様が
困っているのだからなんとかしなければと思うかで
生き方は180度違うことに気づきました。
私も生身の人間です、ああ〜逃げたいという気持ちになりました。
しかし、このまま単に我慢しつづけるなら解は見えてこない。
怒られながらもお客様と一緒に答えを考える攻めの気持ちの
方が先が明るくなることに気づきました。
とはいえ、精神的な打撃は決して少なくない。
そんなとき、この苦しみをきっちり幹部や上司、同僚、部下達と
価値共有することが組織経営で重要であることを発見しました。


●検索エンジン 030504

何気なくグーヤフーで自分の名前「我妻新吉」を
検索してみました。
すると20件弱ヒットするではないですか。
中身はこのホームページをヒットするよりも
社外の講演記録論文投稿、さらには元部下の
結婚披露宴の記録
など本人が認識していないものでした。
自分も有名になったものだと思うか怖いことと思うか
人それぞれでしょうが、どこかでだれかに見られていると
思ったほうがよさそうです。

●新しい職場 030427

先日030224現在の会社の中で異動しました。
部屋の真ん中にいて窓から外の景色をみていたのですが、
以前の職場は部屋がとても大きいため
外の景色は一点しかみえなかったのです。
今度の職場は自分の身体を窓に近寄って
外の景色がしっかり見えるところなのです。
窓にぴたりと顔をあてると全部が見えます。
これまでの私の職歴はきっと窓から距離を離して
世の中を見ていたのかもしれません。
現場には物事の本質があることを実感しています。

●縁が人生を決める? 030323

縁を生かせるかどうかが人生を決める
小才は縁に出会って縁に気づかず
中才は縁に気づいて縁を生かさず
大才は袖すりあった縁をも生かす
縁を生かすとは自分を変えることである
自分の心が驕っていては縁は生かせず
大切なことは謙虚に驕らず
縁をチャンスと見るかババと見るかで
その人の生き方は大きく変わる

● 芸術を堪能 030302

家内に誘われ新宿初台の新国立劇場で
「ラ・バヤデール」を満喫してきました。
文化センスの低い小生にとって本物のバレーを観賞するのは
生まれて初めてのことなのです。
テレビで見たことはあってもほとんどがザッピング程度です。
セリフのない(しかしすばらしいオーケストラ付きの)バレーの動きの中に
観る者を魅了してしまうストーリーがあるのです
3時間ほどの演技でしたが、無事居眠りすることなく
感動のみを得ることができました。
次回また行くかと聞かれれば、今回で十分。



●見ると観る 030209

今放映中の宮本武蔵がこんなに奥のある生き方を
してきたことに感動しています。
その一例に「目のつけ方」があります。
観の目は強く、見の目は弱く、遠いところを
近く見て、近いところを遠く見ることが本質。
身近な目先のこととなると、こまごました現象にとらわれ、
真実や法則を学び取ることを忘れる。
目に見えない物事の本質や真理となると
大雑把な類推や既成概念で割り切って済ませてしまう。
目に見えない物事の本質を的確につかみ
目先の現象面に惑わされて本質を見誤らないようにすること。
これってサラリーマンしている今の自分に一番欠落していること。


●やっぱり世代交代 030119

以前にも同じタイトルで囁きました。
コンピュータ技術に明るい(はずの)小生は先日
マイクロソフトのメッセンジャーにはまってしまいました。
高校時代の仲間がEメールで今やっているぞ、入れ入れと催促されました。
しかし、どうやってよいのか技術に明るい小生は試行錯誤。
結局そばにいた高1の息子に尋ねたら
これこれしかじか、といわれ、見事使うことができたのです。
成績の悪い息子なのですが、習うより慣れろ世代、マニュアル読まない世代。
そんな彼らに日本を任せられるのか、といい続ける
有名大学卒で過去の栄光に拘り続ける我が世代こそ
自ら身を引くことが必要なのではないでしょうか。
日本を変えていくと皆口にするものの、
口にする人こそがお邪魔虫になっている。
悩ましい世代に属しているわが身です。



ハーバードの心理学者のテスト 030111

□Z△○のどのシンボルを貴方は選びますか?
私は躊躇無く○を選んでしまいました。

□:非常に頭の良い人
Z:創造力豊な人
△:リーダシップに長けていて将来トップ間違いなし
○:酒と女に溺れるタイプ